入国からホテル到着まで

デトロイトに着いたら、恐れていた入国手続きです。
9.11以降、初めてアメリカに行くのでどれくらいかかるのだろう。。
とドキドキ。
乗り継ぎは2時間。
アメリカ留学中の妹も、デトロイト経由で行き来しているので、
飛行機の時間がヤバかったら、
「ちょっと、乗り継ぎに間に合わへんのやけど!」
って叫べば優先してくれる、と教えてくれてました。

入国手続きそのものはたいしたことありませんでした。
訊かれることはこれまでと同じでしたし、難なくクリア。
それに左指、右指と指紋をとられて、
顔写真を撮影されるのが追加された程度。
いっぱい担当者がいて、空いている列に誘導してくれたので、
あっという間に済んでしまいました。

荷物をピックアップするまで30分ほどで済んだので、
なんだ、簡単やん、と思ったのですが、ここからが問題なのでした。

まず、税関に入るまでが行列です。
そこはまだ良かったのですが、そこから乗り継ぎの列がたーいへん!
アメリカ人でさえ、「これは酷い。。」とぼやく始末。
これがかの有名な検査か、と思いました。
それはそれはすごい行列で、進みません。
係の人が「乗り継ぎの飛行機まであと30分しかない人?」
などと尋ねてくれるので、途中で「乗り継ぐから早く通してんか」列に
混ぜてもらいました。

国内の方が大変、といわれる検査は、
まず、電気製品はすべてカバンに入れる。
貴金属類は、カゴに出す。
上着も脱ぐ。
靴も脱ぐ。
PCは、関空でもカバンとは別にしないといけなかったけど、
ケースに入った状態でOKでした。でも、デトロイトでは、
むき出しの状態にしないといけなかったのです。
そこまでしないとダメなの?(TT)
その上、セキュリティを通る時も、何やら全身チェックしているみたいで
係の人がOKと言うまで動けません。
すすーっと歩こうとしたら、「ちょっと!戻りなさい!」
と引き戻されてしまいました。
でも、何も鳴らなくて無罪放免となり、ホッとしました。

セキュリティを出た先の光景は、別世界でした。
デトロイト空港は、完成して時間がそんなにたっていないのもありますが、
妹からも非常に洗煉された空港であると聞いてました。
私もアメリカの空港はいくつも知ってますが、知ってる中で
一番素晴らしい空港と言えます。
建物の中を真っ赤なシャトルが巡回していて、自分の搭乗ウィングが遠くても
楽に移動できます。
私は、使うほどの距離でもありませんでしたので歩いていきましたが、
お店も両脇にいろいろあって、楽しめます。

デトロイトからボストンまでは、1時間半程度のフライトでした。
時間を読み間違えていて、到着は夕方と思っていたけど、
かなり早く着きました。

今回は出張なので、タクシーでホテルまで向かったのですが、
行き方をHPからプリントアウトしなかったが為に、酷い目にあいました。
滞在地はボストン郊外の都市で、あまり有名じゃないホテルだったので
住所だけではなかなか分からなかったのです。
HPに75ドルで着くって書いてあったので、タクシーの運ちゃんが、
75ドルね、と言ってたのですが、すーっごく迷ってかわいそうだったので
チップ含めて90ドルも渡してしまいました。
本当は、そこまでしなくても良かったのかもしれないけど、
チップというのは心付けですから。

で、なんとか無事にホテルまで到着したのでした。