鹿角解/雪下出麦

<Emmery Annexの過去ログ>

12月27日は七十二候で冬至の次候の「鹿角解(さわしかのつのおつる)」
大鹿もその角を落とす時節です。
麋角(びかく)は「なれしか」の角のこと。
「なれしか」とは大鹿のことでトナカイの一種なのだそうです。
そういえば、鹿は毎年角がはえかわるのでしたね。動物たちの動きにも季節があるものです。

気が早いですが、年が改まって1月1日は、末候の「雪下出麦(ゆきわたりてむぎのびる)」
一面の雪の下でも、麦が芽を出し始める時節という意味です。
寒いですが、もう地面の下では次の命が芽吹き始めています。

早いもので、もう年の瀬を迎えようとしています。
子どもの頃は「もういくつ寝るとお正月」と楽しみにしていたけれど、大人になればなるほど、なかなか実感がわかないものです。会社の納会が終われば、お正月の準備に追われます。我が家はかなりしっかりとお正月の準備をするので大変なのですが、これがないと新しい年が始まらないな、とも思います。

律動の月16日 KIN259/エネルギーを普遍化する 青い水晶の嵐