節分

<Emmery Annexの過去ログ>

日が過ぎるのは早いもので、もう2月に入りました。
2月といえば、3日の節分に4日の立春です。
節分とは「季節を分ける」ことを意味しています。
つまり、立春立夏立秋立冬の前日はいずれも節分となります。
現在では節分といえば立春の前日を指すようになりましたが、これは旧暦の時代から立春頃に一年の始まりを意識した習慣から、特に立春前の節分が他の節分よりも重要視されたからではないかといわれています。

そして、翌日2月4日は立春
二十四節気の最初の節であり、八十八夜、二百十日など、すべて立春の日から数えます。暦の上では旧冬と新春の境い目にあたり、この日から春です。

グレゴリオ暦では2月頭ですが、昔の人たちにとって暦の始まりは立春からだったのです。中国では今でも立春の日に近い新月の日を春節(チョンチ)と呼んでお正月としてお祝いします。今年はちょうど先週末でしたね。

その前日の大晦日にお餅や柊などを用いて鬼という陰気を払って新しい年を迎えようとしたのです。豆まきも厄払いなのですよ。最近はコンビニの商戦の影響で関東にも広まりつつあるようですが、関西では巻きずしを1本丸かじりして、鰯の頭を柊に刺して玄関の外に飾ります。我が家も毎年、節分にはたくさんお寿司を巻いて食べます。

去年の節分はちょうどアメリカ出張だったのですが、今年の節分は東京出張です。でも、日帰りなのでしっかりと豆をまいて厄払いをしたいと思っています。

共振の月24日 KIN35/心を実感する 青い太陽の鷲