休校中の備忘録:4月、桜が咲いた

休校が始まって1ヶ月が過ぎ、桜が咲き始めました。
毎日のように、あちらの公園、こちらの公園と、桜が咲いている場所へと散歩してました。いつもなら屋台が出て、賑やかに花見をしている場所が、本当に静かに桜を眺める場所になっていました。

時間に余裕があったので、息子には自転車に挑戦してもらうことにしました。幼稚園でストライダーは乗っていたけど、自転車は未体験でした。ちょうど良いタイミングだと、とりあえず自転車屋さんに行って、自転車を購入しました。コロナウイルスの影響で、日本に在庫がないものは、いつ入荷するか分からない、とのことでしたが、欲しかったものは在庫があったので、無事に購入できました。

そうこうしているうちに、遂に「緊急事態宣言」が出ました。
3月からの休校で自粛生活が始まっていたから、今更感はあったけど、あっという間に周囲のお店が休業に入ってしまい、人気が減ったのは驚きでした。とはいえ、オフィス街に住んでいるので、日中はそれなりに人が歩いてました。でも、夜になると本当に静かで、マンションのいろんな音がよく聞こえるようになりました。

新学期は始まるわけがなく、二年生になるという期待?があった息子はがっくりして、やさぐれていました。学校に教科書を取りに行ったり、宿題の受け渡しをするのも保護者だけで、学校との接点がなくなり、進級した気分もなく、これくらいから勉強に対するモチベーションも思いっきり下がった感じがしました。学校は子ども向けにYouTubeで動画をアップしてくれたり、励ましてくれてはいたけど、一方通行のものは、なんだかもう通じない感じでしたね。

とりあえず、毎日散歩で外に出て、どこのお店が開いているとか、テイクアウトを始めたとか、そういうのをチェックする日々でした。私はあまり利用しなかったけど、夫は元からお持ち帰り大好き人間だったので、嬉々としてあちこちでテイクアウトしてました。食べるのが唯一の楽しみ、だったらしい。

夫は業務の一つに配達があるので、自宅勤務になる訳がなく、毎日同じように出勤しておりました。普段からラッシュ時ではないタイミングでの通勤だったので、あまり変化は感じてなかったみたいですね。当たり前だけど、配達先は仕事をしている場所だから、みんないつも通り働いてる、、ってな感じ。

外との接点がほとんどなくて、テレビではコロナ、コロナと言われても、自分の周りでは何もそんな話はなく、どこの世界の話?って感じでした。そんな生活が続いているから、もう外の世界に戻れないんじゃ?なんて思いましたよ。