意外と時間がかかるもんだ

3月21日の春コンに向けた2回目の練習報告、という名の指揮者の独り言。。
タイトルは、アレンジにかかってる時間と、練習にかかった時間の両方を指してます。

相変わらず曲が最後まで書けておらず、東京から大阪に戻る新幹線の中で必死になって中間パートの譜面を書いておりました。
本来であれば、総譜を完成させてからパート譜を書くのが筋なんですが、そんなことをしていたら練習に間に合わないから、総譜はそこそこの状態でパート譜に直接書き始めるので、私の総譜は本当に頼りない。(エラそうに書いてる場合じゃないけど、そんな理由で記譜ミスが多いんですね。。)

頭の中で、どうしてもこのフレーズはこの楽器で、と思っている部分を先に埋めていって、豊富にある裏メロをどうやって振り分けようか、みたいな感じなんですが、ちゃんとキーボードでコードの確認をせずに(その時間がなく)頭の中で鳴ってるイメージで書いてるので、実際に演奏して確認してみるしかない、という、ずさんな状態。
言い訳はしたくないけど、腰をすえてじっくりとアレンジをやってる時間がないのはキツい。

新しい曲が出てないので、2曲だけだったら時間があり余るのでは?
と思っていたのですが、「コパカバーナ」は曲自体が長い上に、最初から最後までパーカッションのソロの部分を除けば、たいていのパートは吹きっぱなしの状態が続くので、最後まで通すのに時間が予想以上にかかりました。
途中で休憩を挟んで、なんとか最後まで通してみました。
ハッと気づいたら1時間経過していたのでビックリ。
時間に余裕があって良かった~
私の記譜に問題がなければ、もう少しスムーズだったかも、というのは個人的な反省です。
この不協和音、もしくはハーモニーのイメージ違いは、プレイヤーのミスなのか、私の記譜ミスなのか。。
と、チェックしている時間がかなりかかってしまいました。
まんべんなくパートが揃っていたのでイメージを掴むのにとっても助かりました。
無理無理でも最後まで通してみて、修正したいところが見えてきたので来週までに譜面を完成させたいです。

まだゆっくりじゃないと吹けないかな?と思っていたのですが、
練習後の飲み会で、テンポがゆっくりの方が逆に吹きにくいのでは?
速い方がリズムに乗れるから吹きやすいと思う、という意見を伺ったので、次回は原曲のテンポに合わせてやってみましょうか。
確かにその方が歌に合わせられるから吹きやすいかもですね。

練習場で実際に演奏しているのを聴いてみると
「あぁっ、そこはそうじゃなくて。。」
とか、
「そうそう、そんなイメージ。良い感じ良い感じ」
とか思うので、自分の中には「こうしたい」という曲のイメージがちゃんとあるんだなぁ、と、思う。
練習で実際に演奏してもらいながら軌道修正をしていけるのが指揮者の醍醐味なんだろうな、なんて、今更ながら気づいたりして。
それなりに余裕が出てきたのだろうか。

とにかく、他の曲が出てくるまでにしっかりとメロディラインを固めて、早めに仕上がるようにしたいです。
1曲の時間が結構長いですしね。

プレイヤーに戻るといつものことながら一安心?かな。
前回は、ホルンの音が出なくてビックリ、とかあったのですが、ちゃんとリードを調整して全ての音が鳴るようにしてきたので安心して演奏できました。
やっぱりメンバーの一員として演奏に加わっている時間は楽しくていいなぁ。

来週は、2曲新しい曲が出てくることですし、私も気合いを入れてアレンジをまとめなくては。
とりあえずFIHの予選用音源の録音も済んだし、発表会まであと1ヶ月あるし、
レッスンも4月2週目までないことだし、ここでちょっとまとめておかないとね。

と、最後まで完全に指揮者の独り言でありました。